映画「おくりびと」
 遺体を棺に納める"納棺師"。
 一見地味で触れ難いイメージの職業をテーマにしながらも、ユーモアを絶妙に散りばめて、愛すること生きることを紡ぎだす異色の感動作。ひょんなことから"納棺師"になった主人公が、さまざまな死に向き合うことで、そこに息づく愛の姿を見つめていきます。物語の舞台は山形県庄内平野。名峰・月山を背景に、美しい自然を四季の移ろいとともに叙情的に描き出しています。

 人は誰でもいつか、おくりびと、おくられびと――。
 あなたは大切な人を、どう“おくり”ますか?
 そしてどう“おくられたい”ですか?

 すべての人に普遍的なテーマを通して、夫婦の愛、わが子への無償の愛、父や母、肉親への想い、友情や仕事への矜持などを描き出す本作が、観るものに笑いと涙、そして大きな感動を、必ずや与えてくれることでしょう。
舞台は酒田市
 庄内平野という風土が題材的にしっくりくるという理由から、酒田市に決定されました。
 滝田監督らスタッフは撮影にふさわしい場所を求めロケハンと共に庄内地域を廻り、現代から取り残されたように寂しく、しかしながら温かいそんな場所を探してまわりました。
 大吾の実家や、NKエージェントの外観(旧小幡)などは、映画にふさわしい立地条件を考慮しつつ廃屋を改造し、その中は日活撮影所内にセットを組んで撮影しました。

あらすじ
 東京でオーケストラのチェロ奏者をしていた主人公小林大悟(本木雅弘)が、楽団の解散をきっかけに演奏者への道をあきらめ、妻美香(広末涼子)と故郷の山形県酒田市に戻ってくる。好条件の広告募集を見つけた大悟は早速「NKエージェント」に面接に向かう。社長の佐々木(山﨑努)は、大吾の顔を見るなり一発で採用を決めるが、それは遺体を棺に納める「納棺師」という仕事だった。最初はとまどう大悟だったが様々な境遇の死と別れに向き合ううちに納棺師としての仕事に理解と誇りを見だしていく。

映画「おくりびと」公式ホームページ
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